「白米・食パン・白砂糖」が太るもとだった!

白米、食パン、白砂糖は、「太りやすい体」をつくる三大元凶です。

逆に、精製されていない穀物には、「太らない体」をつくるうえで、さまざまなメリットがあります。

「太らない体」を作るためには白米、食パン、白砂糖はNG

まず、精製されていない穀物は、たいてい食物繊維が豊富です。加えて、玄米には精神を安定させるビタミンB1とストレスを緩和するカルシウムが多く含まれ、黒米や赤米には、強い抗酸化作用を持つポリフェノールが含まれています。

また、小麦の全粒粉には血圧を正常化するカリウム、動悸や息切れを改善する鉄が多く含まれています。

精製されていない穀物は、精製された食べ物-「白い食べ物」よりも硬いため、「噛む回数」が必然的に多くなるというのも利点です。

「太らない体」をつくるためには、ごはんなら玄米や胚芽米、パンなら全粒粉パン、砂糖なら黒砂糖をとるようにしてください。

白米に食物繊維が豊富な大麦を加えるのも一つの方法です。人によって好みがありますが、白米に2割ほど入れるとおいしいと言われています。

 

「太らない体」は「長生きする体」-長寿遺伝子の働き

食事量(カロリー量)を制限すると、いつまでも若く生きられる-。アメリカのマサチューセッツ工科大学のレオナルド・ガレンテ教授が1991年から始めた動物実験の結果です。

通常カロリー量の6~7割の餌をマウスに与えつづけたところ、寿命が延びたのです。そのマウスは毛並みのつやがよく、またシワも少なく、もちろん、肥満も起こしていなかったそうです。それは、細胞内に存在する長寿遺伝子(Sir2遺伝子)の働きが活発になったからです。

この長寿遺伝子は、人間の細胞内にも存在するので、食事のカロリー量を減らすことで人間も寿命が延びる可能性が高い、と報告されています。

実際、カロリー量の低い野菜を食べる地域では、がんや生活習慣病にかかる人が少なく、元気で長生きの人が多いという調査報告があります。日本一、男性が長生きする県・長野県がその代表例でしょう。

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