体の中の「太るゴミ」の正しい出し方を紹介

「太らない体」づくりで重要なのは、「食べること」より、まず「出すこと」。

つまり、「体の中のそうじ」です。

「体内そうじ」は排泄機能を高める効果がある!

「体内そうじ」で一番重要なのは、消化器のリセットです。小腸、肝臓、すい臓などの消化器は、栄養素を吸収するために働いています。朝・昼・晩の食事だけでなく、間食が多ければ、これらの消化器は休みなく働き、大きな負担を強いられます。

体を傷めつけないためにも、「間食をやめる」「食事の間隔を十分にあける」といったことを心がけなければなりません。食事の間隔は6時間ほどが適切です。

消化器のリセットは、まさに体に若さを取り戻し、「太らない体」をつくるための体内環境の整備なのです。

そして同時に、排泄の機能を高める必要があります。

排泄は後回しにされやすいのですが、排便や排尿、発汗、呼気(吐く息)は、ともに老廃物・有害物を取り除く「体内そうじ」の手段です。

正しく出す方法を知る-これは、「太らない体」をつくる必須条件です。また、排泄機能を高めることは、健康維持にたいへん重要な役割を果たしているのです。

 

体内から「有害金属」をドッサリ排出する!

私たちの体には、大気汚染、喫煙、加工食材などによって、知らないうちに「有害金属」がたまっています。

水銀、鉛、ヒ素、カドミウムなどです。

これらは「活性酸素」の大量発生の原因となって「酸化」を進行させ、さまざまな不調や病気を引き起こします。体がやせにくくなるのも、その一つです。

しかし、有害金属は、大半が便とともに排出されます。

ですから、みそ、納豆、漬け物などの発酵食品ほか、食物繊維をふんだんにとること、そして次項の「マイルド断食」によって、排泄機能を高め、便秘の予防・改善を心がけることが大切です。

有害金属は、汗をかくことでも排出されます。歩くなどの有酸素運動や軽い筋肉トレーニングが有効です。

入浴やサウナで汗を出してもかまいませんが、高温のサウナは危険です。高温サウナで汗をかいて、水風呂につかって、ということを繰り返し、その後に冷えたビールを飲む人がいますが、これは心臓や血管などの循環器に大きな負担をかけています。

低温サウナや、岩盤浴がおすすめです。ゆっくりじっくり温めて、体の奥から発汗させます。ただし、水分を十分に補給して、無理に長時間入らないこと。

入浴も同様に、ぬるめのお湯にゆっくり入り、発汗を促してください。循環器に不安がある人、入浴で疲れやすい人などには半身浴をすすめます。

こうして体の中からきれいになれば、それだけ「太らない体」になれるのです。

また、排泄のほかに、抗酸化物質で「体の錆び」に対応することも有効です。

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