寝る前の10分で「ストレスをゼロにする」方法!

睡眠は、最高のストレス解消法です。グッスリ眠れば、心の不安や悩みはやわらぎ、体の疲れは回復します。

しかし、逆にストレスが「よい眠り」を妨げる最大の要因になることも、多々あります。

強いストレスがあると、睡眠不足になり、ますますストレスがたまってしまうのです。

ストレスを緩和させるのに最も有効な手段とは?

ストレスをやわらげるのにもっとも有効なのは、何もしない「自分だけの時間」を持つこと。外界からの刺激を完全にシャットアウトする時間を持つことで、ストレスはやわらげられます。それには、寝る前の10分間、音楽も本もなしで、頭の中ができるだけ「からっぽ」になるように過ごしましょう。

よりよい眠りのためには、寝る前に、このような効果的なストレス緩和法を行うことが大切です。

この「自分だけの時間」におすすめしたいのが、腹式呼吸です。呼吸は自分でコントロールができ、速くしたり、遅くしたり、長くしたり、短くしたり、深くしたり、浅くしたりと、自在にできます。

また、人は呼吸によって、体外から酸素を取り込むだけでなく、体内の老廃物や二酸化炭素を排出しています。呼吸は、排泄や汗をかいたりするのと同じように、「体のそうじ」の手段でもあるのです。

深く正しい呼吸をするだけで、血液の巡りがよくなり、肩こりも改善し、疲労は早く回復します。心身ともリラックスしてストレスは軽減し、心が安定してきます。

座禅や瞑想も、腹式呼吸が基本です。筋肉を伸ばして緊張をほぐすストレッチも、腹式呼吸で行なうと、リラックス効果がいっそう高くなります。

 

安眠の敵「ブルーライト」と上手につき合おう

睡眠の質を左右するものとして、「ブルーライト(青色光線)」の功罪についての研究が進んでいます。

ブルーライトとは、スマホやPC画面など、LEDディスプレイから発せられる青色光のこと。これを浴びると人間は覚醒モードのスイッチが入ります。

日中に浴びるのであれば、覚醒によって脳の機能がスムーズになるという一面もあります。

しかし、深夜までテレビを見たり、PC画面を見つめていると、眼から入ったブルーライトが脳に働き、睡眠導入物質であるメラトニンの放出を妨げてしまいます。

最悪の場合、睡眠障害の原因にもなるので、注意が必要です。

とはいえ、忙しいビジネスマンなど、夜にPC画面を見なければいけない人も多いでしょう。

そんなときは、ブルーライトを減らすことのできる眼鏡も登場しているので、それらを装着することをおすすめします。

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